エドガー7回目&8回目(1/21マチネ・ソワレ@愛知県勤労会館)


もはや新宿厚生年金会館(客席数2000強)を経験してしまった私には、去年「おっきいなーー!」と思った勤労会館(客席数1400強)がこじんまりと小さく見えてしまいました(笑)。舞台上も少し狭いかな?(厚年に比べてですけどね(笑))
ではつらつらと。マチソワ合わせて書いちゃいます。

  • まずはエドガーの登場時。客席から小さく悲鳴が聞こえたのはソワレだったかな。未來さんを待ちに待ってた雰囲気が漂いますね。
  • 今日も元気に跳びまわるエドガー。一列目センターの客席の位置が舞台と近かったのでぴょんと飛び降りた後に少し通りづらそうでした。まあ、新宿は客席と離れてて広かったからね〜。
  • マチネは右ブロック3列目という良席の為、オペラグラスは使わずに鑑賞しました。ダイレクトに飛び込んで来る身体全体を使った演技の迫力にしばし固まる(笑)。右目の水色っぷりにもクギヅケ。*1
  • 檻から出てきちゃうエドガーに、「なんでぇー?(驚)」という小さい声が後ろから聞こえました。そりゃびっくりするよねぇ(笑)。ソワレではこの辺りオオウケでした。*2
  • 檻の上で「この人がいじめるのーー!」って可愛そうなフリをするエドガーがもはや愛しいんですが(笑)。客席もドッカン受けてます。
  • で、「守ってあげる」。この曲中に体操しちゃったり、歌詞に合わせて震えちゃったりするエドガー。ウケを狙いつつもキチンとメリハリが出来ててメレディスをじーっと見つめハミングするあたりではこの少年(というかまだケモノ?)がいじらしくて堪らなくなります。なんとなく術中に嵌ってるような気がしなくもない(苦笑)。
  • 言葉のお勉強。三角のクッションの角を口にぎゅーぎゅーに詰め込んで「おげっ!」となるエドガーが可愛すぎるんですが(笑)。
  • 「コン、ニッチ、ワー、ハイッ!」って(笑)。何それ。ハイッて…。小憎らしいほど可愛い…。えっと…これはマチネだったかな?
  • 味噌煮込みうどん(マチネ)」「手羽先とビール(ソワレ)」と聞いてすぐ足を下ろすエドガー。そんなゲンキンな…(笑)。気持ちソワレのほうが素早かったような気がするのは、呑んべえだからか?(笑)
  • シェリーの髪の毛を「ふぅーっふぅーっ」するエドガー。それ好きだよね(笑)。リックにもしてたしね。
  • 「いにゅごや?」って少し疑問系で言うトコが可愛い。
  • 「ちょっとー待って!」があっまーい。甘すぎる…。でも、たまーに歌がコウモリ声(笑)。でもほんのちょっとだけだけど。
  • 「いつか彼らのように〜」の辺り、再演のほうがキチンと歌詞が聞き取れるような気が。
  • 踊っていただけますか?で、真正面に立ったよ…(マチネ時)。どうしよ。直視できない。でもする(笑)。
  • 「しんこうふっかつしゅうかい」ちょっと考えるように一音一音確かめながら発音してました。うん、私はこのほうが好みだなぁ。
  • おへそ。葛飾の時より明らかに腹筋が割れてます。板ホワイトチョコ(笑)。
  • 「重大な事実を」の事実の箇所、初演とメロディーが変わってませんかね?なんとなーくそんな気がしただけなんだけど。
  • 外に出して欲しいと懇願するも受け入れられず、一気に獣化するエドガー。のた打ち回ってます。もう見ていられない…。メレディスの心境とシンクロしてしまう…。
  • メレディスに自分のことを肯定されて口調と仕草がコウモリっぽく戻ってしまうエドガー。それがやけに物悲しい…。マチネはコウモリ成分高めで75パーセントくらいでした(笑)。ソワレは60パーセント程かな?
  • パーカー先生に謝りつつ、コウモリの姿勢から徐々に人間のそれに戻るエドガー。二人の共通の秘密は、血を陰で与え続けるパーカーの行動といまだ血を啜らなければいられないエドガーの本能…。
  • 「COMFORT AND JOY」です。壮絶とか凄惨とか悲壮とか、色々言葉を尽くしても言い足りないです、ここ。「助けてください。力をください」の"く"が少しうらがえりそうになるトコと「力をください」の"さい"が好きです。*3
  • 二幕のはじまり。町長がまだ着席してなかった一列目のお客さんに「早く席に着きなさい」と言ったのはマチネだったかな?
  • エドガーたちが現れ、客席が騒然とします。キャーッと言う声も。
  • 「そばにいさせて」は本当に丁寧に大切にみんなに伝わるように、という気持ちが溢れてます。みんなが目を逸らしても諦めずに一生懸命に…。
  • ぎゅっとコートを握り、みんなの声を待つエドガー。せ、せつねーーっ(泣)。私がオーケー!って言ってあげるよーー!
  • みんなに受け入れられ弾ける喜びの「A JOYFUL NOISE」が、その後の顛末を知っているだけにやけに切なくて…。しっかしこのシーンはまるでロックシンガーのようですね。シャウトするし、髪も逆立ってるし(笑)。「我が主よー!」の歌い方が好き。
  • パーカー先生に無邪気に手を振るエドガー。そしてその挙げた手をゆっくり降ろして振り向く顔。表情をなくした顔…。
  • 右側のコメカミを触り、くっと身体を折るエドガー。コウモリの血が騒いでる様子が伺えます。突然の銃声にぐっと体勢を低くして一気に獣化してしまうけど、頭を振りつつ自分の中のケモノを必死に抑えるエドガー…。
  • そんなにしてまで必死に抑えたのに、シェリーの為にまた獣化してしまう…。ガラガラと崩れ落ちるエドガーの人間性…。そして咆哮。
  • チルチル手前のシーン。今回のエドガーは感情をそのままに目いっぱい表現します。幼いコみたいにうわーーーん!と泣いて、ブーーッと鼻をかんで、キスをしようと口を尖らせたり(笑)。
  • 今回のチルチルは本当に楽しい!エドガーったら踊っちゃうし、ハモちゃうし、側転しちゃうし!!未來さんって実はバク転も出来たりするのかな?あーますます惚れる…。
  • チルチルシーンは王子様のようなエドガーです。仕草がいちいちサマになるのよ…。はあー、カッコイイ。このシーンだけ1時間くらい観ていたい。
  • 「愛しているから」が泣けて仕方ないんですが…。最後のロングトーン、マチソワとも完璧。歌い終わってぎゅっと何度も抱きしめあう二人が愛しいです。幸せなんだけど切ない…。
  • 「あなたのおがげでこんなにシェリーを愛することができたのに…」マチソワどっちだったか忘れたけど、この台詞が泣き声混じりだったんです。もう涙腺が大変なことに…。
  • あー、何度観ても「怪物なのか?」「醜いケダモノ」「汚らわしい生き物?」のくだりが大好き…。
  • ウソだー!ウソだーー!がダダッコのようで余計泣ける。そして、最後の嘘だぁーー!がちょいとケモノ混じりな感じなのですよ…。
  • 「牛への謝罪」は本当に凄まじいです。エドガーの様々な感情が突き刺さってくるよ…。
  • マチネでガーディちゃんとともに登場する時に足を踏み外しそうになってドキッとしました。うわー怖い…。気をつけてね!
  • 「現実は悪夢、悪夢は現実〜」のあとにハハッと笑うのはデフォルトになったのかな?うん、それいいよ!すっごくいい!
  • 初演のえぐられるような「殺してやる!」も再演の囁くような「殺してやる…」もどっちも好きだなぁ。
  • 「やあ、父さん…。」この言い方、初演の少しおどけた高い声ではなく少しトーンが低くて放心したような言い方で…。この言い方のほうが好きかも。
  • 真相告白シーンの最初のあたりで、エドガーが放心したように少し上を見つめたまま身動きしないんですが、瞬きもしないんだよね…。すげーーっ。そしてね、やたらめったら可愛いんですよ、この顔(笑)。
  • パーカーを襲いかけた時にシャツの裾がめくれてずっとそのまま(影絵のあたりまで)だったのはマチネだったかな?すっごく気になってしまった(苦笑)。
  • 「あなたが殺してくれれば良かったんだ」のところからラストまで凄まじい緊張感です。一時も目を離すことが出来ない…。
  • 「わかってるさ、この耳が〜」二幕の最初で歌った同じフレーズ、あの時とはあまりにも乖離したエドガーの立場と心境…。偽悪的なその歌声が悲しすぎる…。
  • 「終わらせて欲しいあなたのその手で。あなたがはじめたことだから〜」でシュタッとセットから飛び降り、パーカーのナイフを掠め取る。その一連の動作が一分の狂いも無く洗練されてるよね。本当にカッコイイよ。
  • で、そのナイフ。マチネでハプニングがありました。掠め取ったナイフの刃が後ろのバンドさんたちのほうに弧を描いて飛んでいってしまったのです。私はここでナイフごと飛んじゃったのかと思ってたんだけど、桐さんに刃だけ飛んでいったと教えてもらいました。
  • でもさすが福井さん。その柄だけのものを隠しつつ、キチンと演技を成立させてました。
  • 「秘密を教えよう二人っきりで過ごした夜のこれが証拠」と泣きそうな声で歌うエドガー。観てるこっちも涙腺決壊ですよ、ほんとに…。
  • 濃厚で強引な絶望のキス。その後の「愛してるから〜」がね、もうね、ほんとにたまんないよ…。
  • マチネは右ブロックだったのでこのあたりのエドガーの表情をがっつり観ることが出来たのですが…。だめだ(泣)、思い出すだけでも涙が出そうだ。語る言葉が出てこないけど、とにかくいろいろ溢れてたの…。
  • 「わかっただろうこれで!」からのケモノ染みた仕草がヤケにカッコイイ。というか、さっきから可愛いとかカッコイイとかしか言ってないような…(苦笑)。
  • で、カテコです。ソワレのお客さんがやけにノリが良くて、何度もカテコを要求し拍手が止まず。それに答えるかのように座長からの挨拶がありました!「今日は二回公演で大変だったけど(場内笑)、今日のお客さんはとても良いお客さんで(場内笑)、キャッチボールが出来たような気がします。また機会があったら名古屋に来たいと思います。本当にありがとうございました。」と、こんな感じのことを言ってたかな?


とにかく本当に素晴らしい、楽しい名古屋公演でした。遠征して良かった、ほんとに!
終演後は居酒屋らしい居酒屋で打ち上げです。手羽先やらビールやらドテ煮やらとともにエドガー談義に花が咲き(もちろん物真似、歌真似つき(笑))、こちらもとっても楽しかった!ご一緒した皆様、ありがとうございました〜♪

*1:ライトの加減で色が抜けて全部白目に見えちゃうトコもまたいい!

*2:ソワレは全体的にとってもノリが良かった!

*3:細かい(笑)