マリ・クレール11月号

蜷川実花さんによる新連載「東京ボーイズ・コレクション」の栄えある1回目に登場です。
いやはや…なんというか…ありがとうございます!ですよ、これ。
いつもはカラフルな色彩が印象的な蜷川さんの作品ですが、これはそれを一切取っ払ってモノクロでの俳優さんとのコラボレーション。
なんだろう?色という装飾が無いのって、とてもエロスですよね。こちら側と被写体との生身の対決というか、言葉が悪いけど「タイマン」な感じがします。
ワイシャツのボタンを外し、ベッドに横たわり挑むように誘うように視線を向けてみたり、
バスタオルとタバコと濡れた髪という、なんともはや色々かきたてる要素テンコ盛りの上、一撃必殺の伏し目だったり、
そうかと思えばちょっと甘えるように布団にくるまってみたり、
降参するしかないような感じで(笑)。
ありがとうございます。
テキストは、とても穏やかで、きちっと前を見据えてる未來さんが垣間見える印象。
「僕は、僕という立場から、ぶつかっていく」
この言葉、エディターさんのフィルターは通してるんだろうけど、とっても未來さんっぽくて、こういう言葉を使ってくれることが嬉しくて、何度も読み返してしまいました。
いいなぁ。本当にいいなぁ。