「血の婚礼」読了。

絶版になっている岩波文庫版を図書館で借りてきました。
あっと言う間に読めちゃうほどの短い戯曲なんだけど、もの凄く濃厚…。こりゃあ本当に5月がた・の・し・みだーー!!
ところで、これ普通に読んだら未來さんの役柄って「花婿」のほうだと思いませんか?清廉で真っ直ぐで穢れの無い男の子…。いや、我ながら痛いこと言ってますが(苦笑)。
そこを敢えて「レオナルド」ですよ?もっと歳を経て、経験を積んだ熟した男性、それこそ「花婿」役の岡田さんのほうが年齢的にもぴったりのような気がするのに。
敢えて「レオナルド」役を今の未來さんでやるという挑戦。これがもの凄く楽しみなんです。
ここでまたひとつ何かをぶち破ってくれるかもしれない。白井さんの手腕、未來さんの本領、しっかと見せてもらおうじゃありませんか!