森の石松(10/7@新橋演舞場)

その後、新橋演舞場にて舞台鑑賞。
会場の雰囲気は以前バイトしていた明治座に似てて独特でした。客層も年配の方が多いし、花道や食堂の幕間食事の予約とかも。あとやっぱり桟敷席!いつかあの桟敷席で観劇したいなぁ…。幕間に畳の上でゆっくりお食事って憧れる…。


舞台のほうは、一幕途中まではいったいどうなることやら…と思っていたけど、途中からぐいぐいと物語に引き込まれてしまってました。時折お約束のように繰り出される落ちっぽいギャグはいらないなぁ…と思ったけど(苦笑)。
物語は端的に言ってしまえばタイムスリップ物。あれれ?どっかで見たような…とデジャブを感じてしまったけど、なかなか面白かったです。「僕たちの戦争」では身体ごと過去に飛ばされていたけど、石松と松五郎は意識だけ飛ばされたのかな?
出演者はさすがの貫禄の獅堂さんと、我らが橋本じゅんさん。吉田日出子さん等々、芸達者な皆さんそろい踏みでしたね。現代パートよりも時代劇パートのほうが皆さん生き生きしてたなぁ。
舞台の完成度としては、んーーー、どうだろ?と思うことも多々あったけれど*1、それなりに楽しめた舞台だったと思います*2。ただね、最後のライブっぽいのは蛇足だと思うよ?あれが無いほうがすっきりすると思うんだけどなぁ。

*1:脚本や暗転処理とか

*2:偉そうですんません