東京公演初日(9/17ソワレ@銀河劇場)

パンフは当たり前として…これ、買っちゃいましたよ(笑)。

可愛いっしょ?

お知り合いの方々と挨拶を交わしつつ…劇場内へ。
初日の緊張感漂う中、幕が上がり。あっという間の2時間ちょっとでした。
いや〜本当にあっという間だったわ。夢中だったよ、ゆきちゃん(行人)に。


ここから先はネタバレになると思うので、畳みます。




どうしようもなく半端で、終始苛立ってて。
でも憎めなくて、可愛くて、色っぽいゆきちゃん。
桃子の気持ちがわかるよ、うん。
そりゃあほっとけないよね、あんな男の子…。
これは極論かもしれないけど。
桃子はああなることが本望だったんじゃないか?って、そう思った。
出口が見つからない八方ふさがりの日常を、ゆきちゃんの手で終わらせてもらえて、本望だったんじゃないかって。
クライマックスで行人と抱き合い、頬を寄せ、キスをした*1時、エロスの胞子が四方八方に飛び散ったように感じたのは…私だけかなぁ。
なんというか、とてつもなくエロスだったんですよ、いやまじで。


丁寧に積みあがっていく、日常の閉塞感と行人の苛立ち。時折起こる笑いにほっとさせつつ、追い込まれていく行人の心情と、追い込んでいく周囲の人々の真っ当さが哀しくもつれ合い紡ぎあっていく物語。
倉持さんって凄いなぁ。
そしてこの、一歩間違えばただのダメダメな男をここまで魅力的に演じて見せた未來さんにも脱帽だよ。
初めてのストレートプレイ?だからどうした?そんなの何も心配なかったじゃないの!
多分、マイクを付けないお芝居って初めてだったんじゃないかと思うけど、それも全然問題なしだったよ。いやー、おみそれしました。はい。
未來さんにまた驚かされたよ。今まで何度も驚いてきたけど、今回もまたしてやられたよ…。
大好きです。このお芝居も、行人も、未來さんも!


カテコで最後まで残り、深々と何度もお辞儀をして去っていく後姿がなんとも頼もしかったなぁ。
少し笑顔が見られて嬉しかった。座長!今日は本当にお疲れ様でした。
怪我無く無事に千秋楽を迎えられることを祈ってます!

*1:私の席からはよく見えなかったけど