いのうえ歌舞伎・壊(Punk)蜉蝣峠(3/22マチネ@赤坂ACTシアター)

カゲロウ…。
陽炎・蜻蛉・蜉蝣…カゲロウという響きには、様々な字が当てられるのだなぁ。と、思ってみたりして。
ネタバレ無しで、感想をツラツラと書いてみます。


まず、ですね。
あー、いのうえ歌舞伎だな、と(笑)。
いのうえ歌舞伎自体は2回目*1で、そんなこと言っちゃえる程詳しいわけではないし、的外れかもしれないけど。
ダークな寂寞感の中に、実は豪奢な空気が漂っているあの雰囲気。私の中での「いのうえ歌舞伎」どんぴしゃでした。
クドカンさんの脚本は、あちこちで彼らしいシュールな部分もあったりしたけど、きっちりといのうえ歌舞伎になっておりました。
しっかし、あれですね。クドカンは、若手俳優にはどうしてもああいうハードルを課したがるのね(笑)*2。勝地くんも木村くんも、きっちりやり切ってて感心しました。Wりょうくん、頑張ってますよ!(笑)
木村くんのあの衣装には、ちょっと…南の島の王子を思い出しそうになった!彼は舞台経験そんなに無いと思うけど、いやぁ、なかなですよ〜。セリフも安定してるし、舞台度胸もばっちり。これからどんどん経験積んで上手くなっていくんだろうなぁ。あ、勝地くんももちろん良かった!犬顔観てないんで、初カッチだったんだけど、いい意味で如才なく馴染んでおられました。
ただ、2人ともあまり見せ場が無かったかなぁ。殺陣も無かったし…。でも、きっとこれからも新感線に呼ばれそうですね〜。いつか、新感線で未來さんと共演して欲しいな、と思ったり。あれ?未來さんがまた新感線に出演する前提?ええ、もちろんです。出ないわけ無いし(笑)。だっていのうえさんがあの珠玉の素材*3を使わない訳が無いじゃないですか(真顔)。
と、話が逸れました(笑)。
で、主役の古田さんと堤さん。
いやーーー、カッコいいね!特に堤さんのカッコ良さったら無いね!なんなの?あの殺陣!あの腰の落とし方!素晴らしいね!そりゃ何回も新感線に呼ばれるわ。はーー、カッコいい!!
それとね、高岡さんがまた良かった!なんなの?あの艶…。
そんで新感線の皆さん。あちこちで適材適所でしたわ。さとみちゃんが相変わらず可愛らしくて…大好きです(笑)。今回は鼻水無しだったー。聖子さんは大活躍で嬉しかったなぁ!いやー、姉御、カッコいいっす。じゅんさんは、もうじゅんさんにしか出来ない役柄だし、メタルさんは相変わらずいい声だし、村木仁さんは相変わらずキュートだし。ほんと、大好きです、新感線!
と、ちょっとバカっぽい感想はこれくらいで。


舞台の上で生き生きと動き回る役者さんたちを観てたら…猛烈に舞台の未來さんの姿が観たくなってしまい、帰宅してすぐにメタマクを観てしまった自分…。どんだけ好きなんだ?って話ですよ(笑)。
あー、カルマ王子が早く観たいぜ!

*1:1回目は朧

*2:メタマクのジュニア様しかり(笑)

*3:言い切った(笑)