囚われつかじ@WOWOW
ご無沙汰しておりましたが、ちゃんとチェックはしております（笑）。
いや〜凄かったですね。何から何まで。
あの最初のいっぱいいっぱいな様子が、素なのか役を演じてるのかどっちか分からなくて妙に生々しくて心臓に悪かったです（苦笑）。
殻に閉じこもったようにしゃがみ込み、何に怯えているのか小刻みに貧乏ゆすりをする森田くん*1。そりゃ、塚地さんも戸惑うよね（笑）。
時間の経過とともに少しずつ事件の輪郭が見え始め、幽霊鈴木くんを翻弄しつつ遊び出す森田くん。なんか楽しんでるでしょ？
ここまでは、私も塚地さんと同じく、人妻に迫られた挙句の事件なのかな？と思っていたんだけど、二幕でその予想を見事に覆してくれちゃいましたよ。
そっかー、閉所＆高所恐怖症は人妻のほうだったのね。ほうぅ…。好きだった人を殺したという出来事が、彼をあんな風に怯えさせ、彼女の症候群まで身の内に取り込ませていたと…。
なかなか深い物語、というか、今までに無いくらいの完成度*2だったんじゃないかなぁ。これ、ノープランで挑んだんですよね？即興劇とは思えないくらい二人のやりとりがスムーズで、途中から普通のドラマ見てるみたいでしたよ。未來さんが向かわせたい方向に、ちゃんと塚地さんも乗っかってってくれないとああいう風には物語が転がっていかないよね。話の方向性が明確だと、演じるほうもやり易いのかもしれません。しっかし…未來さん…やってくれるなぁ。びっくり。
で、ですね。物語全体の流れもすごく良かったんですが、とにかく森田くんが反則技過ぎてどーにもこーにも（笑）。
森田ツボを列記しときます（笑）。
- 「落ちた！それだけや」で、爪を噛む。
- 塚地さんを見つめる冷たい目！！うっひょー！怖い…。
- バトンに喰いつく森田くん（笑）。
- 鈴木くんをど突く、楽しそうな森田くん。
- 幕間。「怖いもぅ…」かわええ…。
- 二幕。「健太、行って来い」の表情が…怖カッコいい。
- 観覧車に必死に誘う森田くん。旦那おるよと言われた後の「分かってるよ」が…なんかツボ（笑）。
- 「一回！一回一回…」の駄々コネが…。何それ何それ何それーーー。そんな表情初めて見た。
- ちゃんとレディファーストな森田くんが愛しい…。
- 不器用に一生懸命気持ちを伝えようとする森田くん。カツゼツが不明瞭なのがとってもリアル（笑）。
- 「一緒に乗り越えたらええやん」ええ、そうですね、そうでしょうとも（笑）。
- 「もう我慢でけへん」でバリバリとツナギを脱ぎだす森田くん。あわわ、濡れ場？レオナルド？
- 「森田です」で、薄く笑い顔（笑）。
こんなとこでしょうか。
即興劇ってハラハラするけど楽しいですね。
エンディングで「面白かったです、ほんとに」って言ってけど、もしや…味をしめたか？（笑）
また機会があったらぜひ！ぜひぜひ！！
いや〜、面白かった！
