ペテン師と詐欺師@日生劇場

血の婚礼以来、久々のソニンちゃんでした。
凄い。凄いという陳腐な言葉でしか表現できない自分がもどかしい。
断言します。この人はこれからの日本のミュージカル界において必要な人です。
歌唱力、演技力、ダンス、華、その全てを取り揃えているんだけど、それが嫌味じゃなくて、キュートに映える。凄い…。
これからどんどん伸びていく余白も残しつつ、今のままでも充分舞台の中央に立てる人。いや〜、びっくりしました。
主演の鹿賀丈史さん、市村正親さんを両脇に従えてのエンディングには鳥肌立ちまくり。これからも、ソニンちゃんの舞台は必ず観に行こうと心に誓いました。

舞台は２人のペテン師と詐欺師が、ソニンちゃん扮する女の子と関ってあれやこれやする話。ってなんだか分かりませんね（笑）。ネタバレするのもあれなんで、まあいっか。

それと。
今回初めて市村さんの舞台を観たんですが、その素晴らしさにも舌を巻きました。なんというか…舞台の神様に魅入られた人ですね*1。くるくると変化する表情、高い身体能力、そして、人を惹きつける魅力的な歌声。あーー、この人の舞台を今まで観ていなかった自分が悔しいです…。
あ、鹿賀さんももちろん素晴らしかったですよ！でも、私の目はずっと市村さんを追ってしまってました（笑）。
市村さんの役柄がとってもキュートなんですよぅ！！いつか、そう10年後くらいに未來さんのフレディを観てみたいなぁ、なんてちょっと思ってしまいました（笑）。
未來さんで思い出したけど、パンフを買ったら、白井晃さんがソニンちゃんに対してコメントを寄せてらっしゃいました。「野生馬のような荒々しい魅力」って…（笑）。うん、確かに「野生馬」が二頭いましたね〜、あの舞台。

この舞台自体とても面白くて、オススメです！
東京が終わると、地方公演にも行くようなので、ご興味のある方はぜひっ！

*1:私の中で３人目