東京公演初日(10/6@青山劇場)

なんつーかかんつーか、とにかくクリフがカワイイのですよ。
そして、とってもカッコいいんです。二枚目というのはこういうことを言うのだろうという感じで(笑)。
これは…もしかしたらもっともっと化ける舞台かもしれません。今の時点で、かなりの完成度だとは思いますが、まだまだ余裕で成長するだろう糊しろが見える。そんな印象を受けました。
クリフに関しても、こんなもんじゃないってくらい成長しそうな気配がします。いや、もちろん今日の時点でもとても良かったんですが、もっともっとね。
では、今日のアレコレを詳細なレポとは言えないけど箇条書きで。
ネタバレしてますのでお気をつけ下さい。





気をつけて!

  • まずはパンフレット。ペッタリクリフのポートレイトです(笑)。未來さんにはタナダユキ監督が寄稿してくれてるんですが、うん、それ凄く良く分かる!ってなことを書いてくれてますよ〜。そうそう、そうなのよね!
  • 全体的に、とっても大人っぽくなったなぁ…と。スーツが板についてるというか…着られてる印象がなくて、しっくりくる感じ。身体の厚みが増したのかな?スーツの上にトレンチコートといういでたちがとてもよく似合ってました。松雪さんとのカップルと聞いて、その年齢差にちょっと不安があったけど、全然大丈夫です。ちゃんとした大人の男性でした。これ、ちょっとびっくりした(笑)。
  • お芝居がとても自然で、いい感じです。なんだろ?安心して見てられる感が増してました。レオナルドよりも自然な台詞が多かったからかな?ちょっと噛んでたところもあったけど、そんなに気にするほどでは無かったと思います。まあ、噛まないにこしたことは無いけど。
  • 途中で、サリーに愛を語るように歌い踊る曲。今日は2列目センターという良席だったので、ズボンのチャックが半開してるサマがばっちり見えちゃいました(笑)*1。とっても素敵に歌って踊ってるのに、半開。えーーっと…凝視してもいいんすか?それ(笑)。
  • 踊るシーンはここのみです。ええ。歌って踊れる若手俳優の筆頭*2なのに、これだけです。でも、そりゃあ残念は残念だけど、そんなにショックでもないのは、クリフがカッコ可愛かったからでしょう(笑)。
  • あ、そうそう。どこだったかな?確かシュナイダーさんとのやりとりのところで、「ツルツル王子と呼ばれてます!」って自分で言ってました(笑)。うん、確かに君はツルツル王子だよ!自覚してるんだね!
  • 途中のキャバレーシーンで、世界各国の女の子を紹介するところがあるんですが。そこに未來さんがドイツ娘として登場します。パンフでドイツ娘という記述を見て、とても期待してたんですが…金髪のヅラを被って棒のようなものを振り回して「グーテンなんとか」って台詞を吐いておしまい。そりゃあ無いよ!(笑)でも、なかなかのサプライズではありました。というか…未來ファン以外はきっとアレが未來さんだとは気付いてないだろうなぁ(苦笑)。
  • サリーが堕胎してきたことを聞いて言い合うシーン。なかなか緊迫してて迫力のあるシーンでした。いいねぇ。いいよ!でも、ちょっと噛んじゃったけどね!
  • その後に荒んだ感じでキャバレーに登場するクリフ。エルンストとのやりとりがたまりません。ナチスにボコボコにされるとこもたまりません。いや〜キレがいいね!エルンストに飛び蹴りをかましたその滞空力に惚れました。すごーい!!
  • クリフの部屋。最後まで諦めきれずにサリーをアメリカに誘うクリフ。サリーとクリフのどちらの気持ちも理解できるから、とても哀しく辛いシーンです。松雪さんとのお芝居の息もあってて、こんなことを書くのはとても偉そうで申し訳ないんですが…成長してるなぁ…と思いました。
  • ラスト。電車に乗る傷心のクリフ。哀しみをこらえつつ、「ヴィルコメン」を口ずさみます。そしてそれを受け継いでMCと出演者が登場し歌います。クリフが客席に降りて退場したのはここだったっけかな?
  • カテコ。ひとりひとりの挨拶は無く、皆で並んでお辞儀。未來さんは一際身体を折ってお辞儀してました。
  • 2回目のカテコでは、松雪さんに極上の笑顔を見せて笑いあってました。うわー、満開の笑顔だ!
  • 3回目。確かサダヲさんがちょっと話したような…。そして、サダヲさんの音頭で「キャバレー」を出演者とともにアカペラでお客さんも歌ったり(笑)。
  • 4回目。松尾さんが舞台上に登場してスタオベ。皆さんの達成感溢れる笑顔が眩しかった!
  • 出演者の皆さんのことも。
    • 松雪さん!なんて華があって、可愛くて豪奢なんでしょう!華奢なのにとても存在感のある舞台での佇まい、素晴らしいです。
    • サダヲさんはほぼキャバレーのシーンと歌のみで、お芝居のシーンがほとんど見れなかったのがちょっと残念。まあ、MC役なんだから当たり前なんだろうけど、お芝居も素晴らしいのに勿体ないなぁ…とちょっと思ってしまいました。あ、でもMC役は最高でしたよ!!アマデウスなMC(笑)
    • 秋山さんはお芝居も歌もとっても上手で、役者の鑑のようなお人ですね。本当に素晴らしい女優さん!
    • ナチス党エルンスト役の村杉さんが素晴らしいのです。ちょっと新感線の粟根さんを思い出したのは私だけでしょうか?ああいうタイプ、とっても好み…。
    • 星野源ちゃんがなかなか美味しい役どころで。あー、大人計画だなぁ…と。未來さんとの絡みも少しあったりなんかして、WBファンとしてはなかなか美味しいですねぇ。
    • 平岩紙ちゃん。可愛かった!!でも、身体は硬かった!(笑)
    • 小松さん。とってもユダヤ人っぽかったです。いや、ユダヤ人がどういう感じなのかは判然としないけど、なんとなくこんな感じなんだろうなぁ…と(笑)。そして歌がお上手でした!びっくりした!


以上、こんな感じで。
きっとこれからもっともっと進化していく舞台だと思います。
サリーもクリフも他の皆も、一生懸命生きていて、だからこそ、とても哀しくて愛しい。
明日もソワレ参戦してきます!あー、楽しみ〜。

*1:あちこちで全開と書かれてますが、半開でしたよ?

*2:断言しちゃった!