東京公演(9/2千秋楽@THEATRE 1010)


無事千秋楽の幕が下りました。
神戸の初日から東京千秋楽まであっという間の10日間でした。
未來さんにとって3回目の演出作品。
WONDERLANDも、虹も、それぞれが特別で大好きだけど、戦争わんだーも私の中でとても大切な作品になりました。
ありがとう。
試行錯誤しつつも、高みに上がっていこうとする彼の気概をこの舞台で観ることができたと、そう勝手に思ってます。
捨てることも、変えることも難しい。
でも、そうしなきゃ進めないこともある。
戦えないこともある。
戦争じゃあないけど、戦い、なんだよね。
戦っている人の表情でした。たとえ笑顔であったとしても。


思いつくままに。


マイケル野球拳。3回とも勝っちゃったよ!(笑)宇田先生のリアクションが面白かったです。


舞台後半、赤い風船が客席を浮遊していたんです。いったいどうなることかとハラハラしつつ見てたら、客席を周回した後に舞台の上に戻りソデにすぅーっと吸い込まれていきました。舞台の神様の計らいだったのでしょうか(笑)。


つま先立ちで一回転するタップなんて初めて見たけど、それが千秋楽という特別な日に対する彼からのプレゼントだったのかな?ありがとう。


もしかして足痛めてる?なんて心配してたけど…、ラストソロのキレイで伸びやかな跳躍とあの表情を見たらそんな心配も消え去っていきました。未來さんの気持ちが溢れてた。どんな言葉よりも雄弁に語ってたよ。


カテコで、瞳を潤ませてたような気がするのは気のせいですか?*1由巳さんが言ってくれた言葉はきっと、未來さんの気持ちでもあったと、そう思ってます。座長にしては短い挨拶*2だったけど、ま、いっか(笑)。きっと、喋ると泣きそうだったから…と良いほうに解釈しときます(笑)。


虹千秋楽ではひとり訥々と挨拶してたけど、今回はカンパニー全員にマイクを回して、その間ずっと俯いてたり時々笑ったりしてました。あ、安川先生の「厳しい演出の駄目だし」発言を聞いて、顔を手で覆ってたのは可愛かったな(笑)。安川先生グッジョブです。


涙涙で挨拶してくれたかりんちゃん。「これからも森山未來さんをよろしくお願いします」と、自分のことより座長のことをお願いしちゃう涼太郎くん。ミリィの若い世代の台頭は今回の公演での大収穫。なんと頼もしいことでしょう。これから座長もうかうかしてられないね(笑)。


原作の無い、まっさらなところから構成を考え、演出し、自らもほとんどのダンスを踊るという、ある意味贅沢というか、苦行というか。そんなあれやこれやを苦しみつつも楽しんでやっていたんだろうなぁ。そうじゃなきゃ、3回も出来ないよね。


でもきっと、まだまだ満足はしてないんだろうな。というか、これで満足しちゃう人じゃないからね。「また何かあったとしたらよろしくお願いします」って言ってたけど、やる気満々なんでしょ?(笑)もちろん、行きますよ〜♪


最後に、この舞台に関った全ての人々に。
素敵な舞台をありがとうございました。

*1:15列から観たので勘違いかもしれないけど

*2:とも呼べない締めの言葉