神戸公演総括(8/25マチソワ・8/26マチネ@新神戸オリエンタル劇場)

まあ、総括といっても総括にはなってないと思うんですが(笑)。
ネタバレは、東京公演が幕を開けるまでちょいと自粛することにして*1、土日の3公演を鑑賞して私なりに感じたことをつらつらと書いとこうかなと。
ネタバレ無しと言っても、色々匂ったりしちゃうかもしれないので一応畳んでおきますね。





とにかく初見はポカーンでした(笑)。
次々と繰り出されるパフォーマンスを追いかけるのに必死で、ほとんど何が何やら(笑)。ただ、もの凄い熱と勢いに気圧されて汗だくになってました。こんなに体温が上がる舞台も珍しいってもんです。
そして、私にとっての2公演目。初見では気付かなかった部分に気づきはじめて、舞台の全体像もなんとなく掴め掛けたような…。意味を必死に探るんじゃなく、こう…大まかに受け止めることが出来た感じ?
そして、3公演目。神戸千秋楽。浅く観れば観れてしまう舞台だし、それでも充分楽しいけど、実はとても深く感じとることも出来る。そんな奥深いところが実はあるのかもしれない。観れば観るほど噛み締めたくなる舞台なんだなぁ…と。押しと引きを絶妙に繰り出す技を、いつの間に身につけたんでしょう。恐るべし…です。
WONDERLANDから虹を経て戦争わんだーへ。演出家の言わんとしてることは実はひとつなのかもしれません。その表現方法は、試行錯誤しつつも洗練に向かっているような気がします。もちろん、まだまだ修正点はあるんだろうし、ここで満足してしまう演出家ではないと思いますが、その方向性は決して間違っちゃいないと、私は勝手に確信してます。


いや〜、なかなか偉そうに語ってしまいましたが、とにかく観て欲しいってことです(笑)。

*1:と言ってももう明日か!