大阪公演(6/2マチソワ・6/3マチソワ@大阪厚生年金会館芸術ホール)


今更感たっぷりです。脳みそツルツルなので、記憶も怪しいです。メモを見つつ、4公演分さくっと行きます。




  • 会場はWONDERLAND以来でしたが、記憶の中にあった印象よりも広い会場でした。グローブ座がいかにこじんまりしていたかってことですね。
  • 東京・松本・大阪と観てきて思ったのは、その土地土地で会場の雰囲気が全然違うんだなぁ…ということです。簡単に言ってしまえば、東京はクール、松本は素朴で熱い、大阪は身内っぽい、というところでしょうか。まあ、これは本当に個人的な意見ですが(笑)。
  • 6/2マチネ
    • 最初のシーンで江波さんの台詞が抜けた…。今まで決して少なくない数の舞台を観てきましたが、こんなにまるっと台詞が抜けたシーンに居合わせたのは初めてだったので、とにかく焦りました。江波さんも相当焦っていたようだったけど、観てるこちら側もとんでもなく焦るものです(苦笑)。岡田さんは動じずにずっと笑顔で通してましたが、内心どんな気持ちだったのかなぁ。
    • 妻との会話はどんどん会話になっていってます。大阪に来てまた距離が縮まった感じ。ぶっきらぼうだけど、ちゃんと妻への気持ちが繋がってる。切れてないの。
    • ちゃぶ台はムーンサルト(回転捻り)で転がってました。面白かった(笑)。
    • 細かいトコですが、この妻から立ち去る時の台詞が「ほっといてくれ!」を先に言ってしまい、その後に「うるさいっ!」と叫んでました。いや〜細かくってごめん(笑)。
    • 婚礼の朝。上着を投げた。後ろのカーテン壁に見立てて触りつつ、「この壁が俺達を隔てるとでも思ってるんだろう!」
    • 立ち去る前に言ったり言わなかったりする「心配しなくていい」は、女中の言葉を遮るように叫んでました。このパターン、初めて観たなぁ。この言い方も好きです。
    • あ、立ち去る時だったか、足元の絨毯に見立てた布に足を取られてました。転ばなくて良かった…。
    • 教会に行く前。妻との距離(物理的な)がかなりありました。精神的な距離もそうだけど、妻が本当に寂しそうで悲しい…。
    • 森シーン。花嫁とも距離をとって言い合います。もの凄い緊張感です。
    • 「ちくしょー」は泣き笑いで…。
    • ぎゅっと後ろから花嫁を羽交い絞めにして、抱きしめるレオナルド。ちょっと締め技入ってる?ソニンちゃんが苦しそうに「ゲホッ」って言ってたよ(苦笑)。
    • カテコは3回目でスタオベ。一回目のカテコでフラメンコしないまま帰っちゃったから、ちょっと焦りました(笑)。その後、ちゃんとやってくれて良かった〜。
  • 6/2ソワレ
    • この回に限ったことじゃないけど、怒りのフラメンコがもの凄いことになっていってます。伝わってくる感情の量が半端じゃなくスゴイ。圧倒されてなぎ倒されそうになります。
    • ちゃぶ台はひっくり返らず、少女にガツンと当たってました。痛そう…。
    • レモン水が喉に絡んだのか、ちょっとだけ喋り辛そうなレオナルド。大丈夫ですか?
    • 婚礼の朝。上着は投げずにその場に落とす。そして、花嫁に突進。もの凄い怒り方です…。
    • カーテンを壁に見立てず、椅子にも座らず。
    • ここの流れがすごく良かった…。感情のうねりが真っ直ぐに伝わってくるんです。だから、レオナルドが怖くて悲しいのです。
    • 教会に行く前。「何でオレが荷車で行かなきゃならないんだ」が薄い笑い混じりだったのは、ソワレだったかなぁ?この言い方がとっても好みでした。
    • 森シーン。熱情に気圧されて身動きできなかった…。
    • 花嫁の方からキスを何度も。レオナルドを愛しく思う気持ちが伝わってきて良かったなぁ。
    • 大人だけど、真っ直ぐなレオナルド。そのさじ加減が絶妙でした。とても魅力的な人でした。
    • カテコは4回。江波さんに挨拶を振って、いたずらっ子のような表情を浮かべる未來さんがカワイイ。
    • 最後の最後に捌けていく未來さん。本当に嬉しそうな笑顔を浮かべて満足そうでした。その笑顔が観れただけで、大阪に来た甲斐があるってもんです。はい。
  • 6/3マチネ(メモが少ないので、マチソワとも思いっきりはしょってます。すいません)
    • 妻とのシーン。「思いっきり冷たい奴」のイントネーションに変化が!しつこいくらい言い続けてきた引っ掛かる違和感が薄くなってて、びっくりしました。
    • 婚礼の朝。上着を投げたら椅子に被さって面白いことになってました。
    • 「この壁が俺達を隔てるとでも思ってるんだろう!」で、床の絨毯を触る。今度はそのパターン?(笑)
    • 立ち去る前。女中の言葉を遮って「心配しないでいいよ!」
    • 森シーン。花嫁からの愛しい気持ち溢れるキス…。もうたまらないですよ…。
    • このシーンは全体的に素晴らしかったです。なんだろうなぁ。溢れて止まらない二人の熱情…という感じ?
    • カテコは3回。満足感溢れる笑顔が眩しいです。
  • 6/3ソワレ
    • 妻とのシーン。やっぱり「冷たい」のイントネーションが直ってるような気がします。
    • 婚礼の朝。上着を投げて突進。「この壁が俺達を隔てるとでも思ってるんだろう!」は、後ろの壁を指差して。
    • 立ち去る前。「心配しないでいい!」と叫んだ。
    • 教会前。椅子になかなか座らず、花嫁たちに背を向けて呆然と立ってました。そしてようやく椅子に座った後、花嫁を見据えてた?
    • 妻の独白を聞いた後、妻を抱きしめ頬をスリスリしてました。かなりきつく抱きあってたような…。この時点では、レオナルドは妻と生きていく決意をしてたんだろうなぁ。
    • 森シーン。久しぶりに「ちくしょー!」と叫びました。その後、泣き笑いで「夜が死んでいく…」。んーー、このパターンもいいなぁ。
    • 「オレたちが離れるときは、オレが死ぬ時だ…」は薄く切なく笑いながら。うわー、何それ。凄くいいよ…!
    • カテコは4回。ニイロさんに挨拶を振る未來さん。「アイラブ大阪ーー!」と叫ぶニイロさんがとてもキュートでしたぁ(笑)。


以上です。なんだか、やっつけ仕事みたいでごめんなさい。
これで、心置きなく旅立てます。はい。