東京公演(5/18ソワレ@東京グローブ座)

さて。通いに通ったグローブ座もあと2日。こんなにレオナルドに骨抜きになろうとは…。いやはや、罪なオトコでございます。
今日は1階の最後列での観劇だったのですが、これが舞台全体をしっかりと見渡せる良い席でございまして。かなり快適に鑑賞することができました。
というわけで。今日も推敲無しでさくっと行きます。酔っておりますので、痛かろうがキモかろうが、さらっと受け流してくださいませ(笑)。





  • レオナルドとしてのオーラなのか、それとも未來さん自身のオーラなのか。どっちなのか判然としないけど、出てきた瞬間から光を纏っているように見えました。まるで発光しているかのようです。ごめんなさい、酔ってます。お酒にもレオナルドにも。
  • 立ち姿がキレイ。手の所作もキレイ。何もかもキレイ…。もう眩しくてたまらん…。
  • 怒りのフラメンコ。もの凄いです…。威圧感で圧倒されてしまい、息ができない。存在そのものが燃え盛る炎のよう。
  • そして、くすぶり続ける炎は妻や姑、少女を痛めつけます…。今日の妻とのやり取り、すごく良かったなぁ…。ただぶつけるだけじゃないの。怒りがくすぶってるの…。あ、「今行って来た」は、完璧でしたよ〜!*1でも、「冷たいヤツ」だけはどうしても直らない。もういいか。いや、良くない(笑)。
  • ちゃぶ台、ひっくり返ってました。少女の足にコップが落ちて、割れちゃわないかとちょっと心配に。尾上さん、気をつけてね〜。
  • 花嫁の幻想シーン。幻想の中のレオナルドは美しさ5割増しです。どの部分を切り取っても、美しい絵画のよう。あ、酔ってますので(笑)。
  • 婚礼の朝。今日のこのシーンは、今までのベストと言っても過言ではないくらい、とても良かった!伝わってきた!台詞もとってもクリアに聞こえた!
  • 少し自嘲した様に、嘲るような表情で花嫁と言い争いながら、徐々に加速していくレオナルドの怒り。そして、思わず涙が出てきてしまうほどの、悔しさ、悲哀…。全てガツンと伝わってくる。すごい…。息ができない。ここだったかなぁ、一箇所声が裏返ってたのは。それがまた良かったなぁ…。
  • 役柄との魂の同化。それが全て。だから揺り動かされるんだと思う。
  • 花嫁を傷つけて、それによって自分をもざっくりとナイフでえぐるレオナルドの姿が悲しくてたまらない。
  • 立ち去る前の「心配しないでいい」は言いませんでした。
  • 教会に行く前。妻の手をとることもせず、呆然とした表情で虚空を見つめるレオナルド。纏う空気が悲しみに揺れてます…。ってポエマー過ぎです(苦笑)。
  • 森のシーン。皆が固唾を呑んで見守る中、2人の丁々発止の魂のせめぎ合いが続きます。本当に毎回真剣勝負だよね…。
  • 「拍車を掛けた」って2回言った?(笑)でも、ちゃんとお芝居を続けてくれるソニンちゃん、ありがとっ!
  • 「この土地の所為」は、地面を拳で叩くバージョンでした。くれぐれも怪我しないでね〜。いつも手加減無しだからね、この人は…。
  • 「お前の胸と髪の毛から湧き出る、その甘い香りの所為なんだよ…」の泣き声がたまらん感じでした。あーー、こっちの胸がかきむしられるよ…。
  • 抑えられない感情の持って行き方が、スマートじゃなくて、それが逆にリアルで、ぞくりとしました。もっとクリアで的確なお芝居の表現方法もあるんだろうけど、これが未來さんの魂のリアルなんだろうなぁ…。って、何言ってんだ、私(苦笑)。
  • くんずほぐれつしながら貪りあう2人…。これ、観てていいですかね?花婿が登場しなかったら、絶対にその先まで行ってたでしょ?(笑)
  • さて。酔いも醒めてきました(笑)。
  • カテコは2回。フラメンコで未來さんは役柄が完全に抜けるんだけど、というか、カテコで登場した時からかなり抜けてるけど(こういうトコ、切り替えが早い)、ソニンちゃんとれいなちゃんはまだまだ笑顔が堅いまま終了でした。出来ればもう一回呼び出したかったけどな…。関係者が多かったようだから、仕方ないかな。


以上です。
明日は前楽ですね。早いなぁ…。本当にあっという間でした。ラストスパート、頑張れ、未來。頑張れ、私(笑)。

*1:と、桐さんに私信(笑)