蒲田行進曲(9/20ソワレ@青山劇場)

と、頭ん中「僕戦」モードのまま、青山劇場へ。*1
センター席前から2列目というもの凄い席に座って*2、繰り出される言葉の数々に撃たれつつも、なんとなく冷静な気持ちで鑑賞してまいりました。
以下、かなり辛口かもしれませんのでご容赦ください。
実はつかこうへいさんのお芝居を観るのは初めてだったので、もの凄く期待していたのですが…ね。んーーーー、なんというか…想像通りのものでした。それ以上でもそれ以下でもなく。
いや、もちろんスゴイ迫力だし、それなりに笑わせてくれるし、演者さんたちは頑張ってらっしゃいました。でも、突き抜けてない。とりあえず、私にはそう感じられた。生々しさがもっと欲しかったなぁ…。端的に言えば、もっとぶち壊れてて欲しかった。って…どんなモノを期待してたんかい?って話だけど(笑)。




役者さんたちに関して。
錦織さん…この方は老練、熟成されておりました。プレゾンでの貴方は仮の姿だったのね(笑)。でも、私は貴方の狂気がもっと観たかった。
風間くん…期待の若手俳優の一人。ヤス役という大抜擢にきちんと応えてらっしゃいました。喉の強さ、カツゼツはさすがですね!でもね、私はもっともっと貴方が壊れてるところを観たかった。丸裸にされた貴方が観たかった。ゴリゴリした魂が観たかった。またどこかの劇場でそんな貴方が観られることを期待してます。
佐藤アツヒロさん…実はこの人が一番壊れていたかも(笑)。いいね〜。新感線にも頻繁に客演されてるようですが、新感線での貴方が観たいです。


んーーー、本当にごめんなさい。
ここまで書いといてなんだけど、もしかしたら私は「つか作品」には合わないだけなのかも(苦笑)。

*1:いったい今年何回目だ?この劇場(笑)

*2:ここでメタマクを観たかったなぁ!