エドガー4回目&5回目(1/18マチネ・ソワレ@新宿厚生年金会館)


とても詳細にレポできる時間が無いので、今日のマチソワを観て感じたことを。

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もう大丈夫。そりゃあハプニング等はその公演ごとに何かしらあるだろうけど、とにかくこの舞台の肝はキチンと出来上がった。千秋楽までこのまま突っ走ってくれる確信が持てました。
プレビュー公演は置いといて*1、今年のエドガーは演技も歌も昨年より確実に進化していると感じます。まずは歌。特に顕著なのは『牛への謝罪』でしょうか。感情に任せて突っ走るだけではなく、チキンとこちらに言葉を届けてくれる歌声。もちろん、観ている側が身動きできなくなってしまうほどのギリギリの焦燥感はそのままで…。すげー。いつの間にそんなテクニックを身につけたのか…。この人は階段を何段抜かしして登って行ってるんでしょう?*2びっくりです。それともあれか。一段抜かして、次は二段抜かして、と加速しながら登ってるのか?とにかく、どの曲も丁寧なんだけどキチンと感情が伝わってきます。すげー。
で、演技のほう。もちろん、初演のエドガーも素晴らしかったことは当たり前として。今回のエドガーの演技において、初演との決定的な違いはシェリーに対する愛情の溢れ方でしょう。台詞、歌、表情、仕草からダイレクトに伝わってくる愛情の量が凄まじい。これ、初演よりも確実に進化してますよね?どうしたの?一体何があったの?(笑)まあ何があったにせよ、演技者として何かを乗り越えたんでしょうね。そう思います。


とにもかくにも、明日は東京公演最終日。有終の美を飾る瞬間に立会いに行って来ます。

*1:あれはやっぱり置いといたほうがいいよね(笑)

*2:そういやオノッチも階段を二段抜かししてたよね